⑪パワーモジュールの信頼性評価
コース区分 | アドバンスト・コース(A) |
講座名 | パワーモジュールの信頼性評価 |
日程等 | 2016/12/6(90分) |
講義の概要
本講義では、パワーモジュールの信頼性を評価するための基礎と応用について概説する。パワーモジュールの代表的な故障モードから、それらの評価手法(実験、シミュレーション)について紹介する。
(内容)
1 | パワーモジュール信頼性の現状と課題 |
2 | パワーモジュールの故障モード |
2.1 | 接合部の破壊 |
2.2 | 高温環境における材料の諸問題 |
3 | パワーモジュールの信頼性評価 |
3.1 | 接合信頼性 |
3.2 | 電気-熱-構造の相互作用を考慮した評価 |
3.3 | パワーモジュールの信頼性予測 モニタリングと故障予知 |
4 | 受講者の方との懇談 最近の信頼性評価について(HALTなど) |
■講師が最も訴えたいこと/期待したいこと
1パワーモジュールの信頼性は、個々の要素の特性だけでなくシステム全体の信頼性を評価することが重要。
2電気-熱-構造が複雑に相互作用を及ぼすため、横断的な知識に基づく評価が重要。
3信頼性の分野は、既に長い歴史がありますが常に新しい試みが行われています。従来の知見にとらわれることなく、常に新しい知見を取り入れものづくりに役立てていただくことを期待します。
講師の自己紹介(プロフィール)
澁谷忠弘
経歴等
2000~ 横浜国立大学にて構造物の信頼性に関する研究・教育に従事
実装業界での経験等
エレクトロニクス実装学会信頼性解析技術委員会委員長(2010-2011)